成長期であるジュニアアスリートの皆さんは、食事でしっかりとバランスのよい栄養素をとることも大切ですが、食べ方も大切です。「よく噛んで食べよう」という言葉は、みなさん一度は聞いたことがあると思います。特に、成長期のお子さんは、噛む力も育つ時期です。食事でよく噛む習慣を身につけ、何でも食べられる力を身につけましょう。
今回は、よく噛んで食べるメリットや工夫をお伝えします。
よく噛んで食べるメリットはたくさんあります。その一つは、食べたものをスムーズに体内で消化、吸収されることです。なぜかというと、噛むことで、胃や腸がもうすぐ食べ物がくるぞー!と準備を始めます。準備が整った状態で消化するので、効率よく消化が進みます。また、よく噛んで小さな状態で食べたものが胃に送られると、胃の負担も減ります。消化不良のまま、運動するとお腹が痛くなるなどパフォーマンスにも影響します。
さらに、よく噛んで食べることは、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止効果もあります。その他、あごの発育、虫歯になりにくいなどいいこと尽くしです。今後の体づくりのためにも何でも食べられるように、噛む力を育てていきましょう。
食べ方は習慣になっているので、よく噛んで食べているか自分で判断するのは難しいです。下記で、チェックがつく項目について食べ方を見直してみましょう。
食事中、いつも動画やテレビをみながら食べる習慣がついていませんか?「ながら」食事をしていては、食事に集中できず、味わって食べようと意識が難しく、自然と噛む回数が少なくなりがちです。食事に集中できる環境づくりも大切です。
口いっぱい食べ物を入れると、口の中を動かすことが難しいですよね。特に、食欲旺盛の子は、口に次から次へと食べ物を運びがちです。口の中がなくなったら、次の一口を入れるように、周りの方が声掛けしてあげましょう。
食事中に水分をとっていると、そのまま流し込み噛む回数が少ない可能性があります。しっかり噛むことで、だ液がでて、口の中の水分を補ってくれます。食事中、水分をとる回数が多い子は、流し込んでいないか確認しましょう。
よく噛んで食べることが良いと分かったけど・・・どう実践していいかわからない方も多いと思います。これから、よく噛んで食べる工夫を3つお伝えします。
食材を小さく刻む、薄く切るなどすると、あまり噛まずに食べやすくなります。特に、カレーやシチューなど食べやすい煮込み料理などは、食材を大きめにして入れてあげることをおすすめします。また、生姜焼き、揚げ物等も、一口サイズに切らず、そのまま出して、自分で一口ずつ噛みとって食べるようにすると、自然と噛む回数が増えます。
特に噛むのが苦手な子は、柔らかい食材や料理を好みます。最後までかみ切れなくてもよいので、噛み応えのある食材にチャレンジして、噛む力を育てましょう。噛み応えのある食材として、ごぼうやれんこんなどの繊維の野菜、弾力性のあるこんにゃくやキノコ類、乾物である切り干し大根、高野豆腐などがおすすめです。上手に料理に取り入れてみましょう。
煮込むより、生ものや焼き物の方がかたさが残り、噛む回数が増えます。また、野菜などをゆでる時間もいつもより短時間にすると、かたさが残ります。例えば、ゆでブロッコリーなど、少しゆでる時間を短くしてみてもいいでしょう。
【参考文献】
「&DNA®」“遺伝子と共に生きていく”という想いがこめられています。遺伝子は、一生変わることのないジブンそのものです。「&DNA®」は、ジブンの可能性を最大限に発揮できる一助になれると確信しています。 各スポーツに特化した開発を今後も続け、さらにはスポーツだけに留まらず健康分野にも拡大し、シリーズ化して参ります。