間食はどんなものを選んでいますか?子どもにとっての間食(おやつ)といえば、市販の甘いお菓子をイメージする方も多いではないでしょうか。本来、子どもにとっての間食は、3回の食事でとりきることができないエネルギーや栄養素を補うことが目的の1つ。特にスポーツする子どもは、消費するエネルギーが多いため、食事だけで必要な栄養素をとることが難しいです。
今回は、強い体づくりをしたいジュニアアスリートに向けての間食の選び方、おすすめレシピをお伝えします。
間食でもきちんと栄養補給をすることが強い体を作ることにつながります。ジュニアアスリートは、成長期であり、かつ活動量も多いため、食事だけで必要なエネルギーや栄養素をなかなかとりきれません。間食は、3回の食事で不足した栄養素を補う「補食」と考えましょう。スナック菓子など市販のお菓子では、糖質や脂質以外の栄養素をほとんど補うことができません。また、食べる量によっては、糖質や脂質の摂りすぎになります。だからといって一切禁止する必要はありませんが、食べ過ぎないような環境を整えてあげることは大切です。子どもの食事や体の成長過程を見ながら、間食の内容を考えてあげましょう。
間食は、なるべく食事の素材を使ったものにするのがポイントです。その子の食事や運動量に合わせて選んであげるのがベストです。これから、栄養素別に食事で不足しがちな栄養素や目的に合わせた間食の選び方を紹介します。
◎糖質をチャージ:食事で主食が不足している、活動量が多い方におすすめ
例)おにぎり、甘くないパン(チーズトースト、サンドイッチ)、和菓子など
◎たんぱく質をチャージ:食事でたんぱく質が不足している、成長期で体を大きくしたい方におすすめ
例)チーズ、ヨーグルト、卵サンド、牛乳、きなこなど
◎ビタミン、ミネラルをチャージ:食事では野菜、海藻類が不足している、疲労感がある方におすすめ
例)旬の野菜(さつまいも、じゃがいも、ミニトマト、とうもろこし)や果物(みかん、りんご、いちご)、果汁ジュース、干し芋、ドライフルーツ、ごまなど
忙しい方でも簡単にできるレシピをご紹介します。
今回の材料はたったの3つ!子どもが喜ぶお団子をビタミンや食物繊維がとれるさつまいもを使って作ります。もう少し甘味がほしい方は、さつまいもにはちみつや砂糖などをプラスしてもOK!ぜひ、親子で楽しく作ってみてくださいね。
~黒ごまイモ団子~
【材料】(丸形3個分)
・さつまいも:中1本
・キャンディーチーズ:3個
・黒ごま:適量
【作り方】
①ゆでたさつまいもをつぶし、3等分にする。
②さつまいもにチーズを包み、丸める。
③②を転がしながら、黒ゴマをつける。
※丸めるとき、ラップを使うと手が汚れず作れます!
トップアスリートも良いコンディションや体づくりのため、上手に間食をとっている方も多くいらっしゃいます。今日から、食事だけでなく、間食でも栄養補給をして、活躍できる強い体づくりをしていきましょう!
【参考文献】
「&DNA®」“遺伝子と共に生きていく”という想いがこめられています。遺伝子は、一生変わることのないジブンそのものです。「&DNA®」は、ジブンの可能性を最大限に発揮できる一助になれると確信しています。 各スポーツに特化した開発を今後も続け、さらにはスポーツだけに留まらず健康分野にも拡大し、シリーズ化して参ります。