スポーツ種目ごとに、運動力や時間、使う筋肉が違い、力を発揮できる体の大きさや特徴があります。
例えば、長時間走りつづける長距離走と瞬時で力を使いきる重い砲丸やハンマーを投げる投てき競技では、当然使う力が違います。自分の競技やポジション、またはトレーニング内容の必要な栄養素を知ることで、競技力を高める食事ができます。
今回は、瞬発力を使うスポーツ(短距離走、水泳、球技スポーツ(野球、バスケットボール、テニスなど))の食事についてお伝えします。
どんなスポーツでも、バランスのよい食事が基本です。「主食・主菜・副菜・乳製品・果物」をそろえることで、栄養バランスが整います。
栄養バランスのよい食事が大切なことは「ジュニアアスリートの食事で大切なことは?!」のコラムに詳しく載せていますので、そちらも合わせて読んでみてくださいね!
瞬発力には、良質な筋肉が必要です。たんぱく質の材料になるアミノ酸は、20種類あります。食品によって、たんぱく質を構成するアミノ酸の種類や量が異なります。偏りなくアミノ酸をとることは、筋肉をつける上で必要です。
たんぱく質を食べるときは、肉だけ、魚だけと偏らず、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品といろいろな種類からとることが大切です。
瞬発力には、強い骨や神経の伝達、筋肉の収縮に必要なカルシムも重要です。カルシウムは、食品によって吸収率に差があります。乳製品は、カルシウムの吸収率が比較的高いため、牛乳や乳製品をとるように意識しましょう。他にも、カルシウムを含む食品としては、干しエビ、ほうれん草、ひじきなどがあります。
卵、豆乳、豚肉といろいろなたんぱく質からとれるお好み焼きです。豆乳がない場合は、水でも作れます。豚肉は、脂身が少ないモモ肉などを選ぶことで、余分な脂を控えることができます。カルシウムがとれるいりこだしや干しエビでうまみをプラス!米粉を使うことで、もっちり感も楽しめます!ぜひ、作ってみてくださいね!
~筋肉UP!米粉のお好みやき~
【材料】(1個分)
・卵:1個
・豆乳(水でもOK):50cc
・いりこだし(粉末だし):小さじ1
・米粉:50g
・干しエビ:大さじ2
・キャベツ:100g
・豚肉(お好みの部位):50g
・油:小さじ1/2
☆トッピング 青のり、ソース、マヨネーズ:お好みで
【作り方】
①ボールに卵、豆乳、いりこだしを入れてまぜる。
②①に米粉を入れて、だまが残らないようにまぜる。
③千切りにしたキャベツ、干しエビをいれて、ざっくりと混ぜあわせる。
④中火で熱したフライパンに油をひき、一口サイズに切った豚肉を並べ、③を丸くなるように入れて焼く。焼き色がついたら、裏返して蓋をして中までしっかりと火が通るまで焼く。
⑤お好みでトッピングをする。
【参考文献】
「&DNA®」“遺伝子と共に生きていく”という想いがこめられています。遺伝子は、一生変わることのないジブンそのものです。「&DNA®」は、ジブンの可能性を最大限に発揮できる一助になれると確信しています。 各スポーツに特化した開発を今後も続け、さらにはスポーツだけに留まらず健康分野にも拡大し、シリーズ化して参ります。