ジュニアアスリートで好き嫌いがあると「栄養素が偏っていないか心配」「どうしたら食べてくれるの」と悩むこともありますよね。特にスポーツする子は、消費するエネルギーや栄養素が多いので、余計に栄養不足になっていないか不安になりがちです。
今回は、ジュニアアスリートの好き嫌いの対策についてお伝えします。
好き嫌いの理由はいろいろと考えられますが、「苦い」「酸っぱい」などの味が苦手の子も多いものです。
本能的に、酸味は腐敗、苦みは毒と感じ、なかなか受け入れない味です。無理に食べさせて、食事自体が嫌いになってしまっては本末転倒です。
さまざまな味を経験することを積み重ねることで、味覚は発達していきます。少しずつ味に慣れる練習していきましょう。
○〇が嫌いだからと、食事に出さないようにしていませんか?
先ほどもお伝えしましたが、味に慣れることでだんだんとおいしく感じることができます。はじめは、一口だけでもOK!また、好きな料理や調理法に混ぜて味になれていくのもいいですね!例えば、かぼちゃが苦手の子も、天ぷらにしたら食べるといったケースもあります。
また、一緒に食べる人がおいしそうに食べているのをみると、苦手な食材に対する不安がなくなり、お腹が空いたタイミングなどにつられて食べることもあります。
いつでも苦手な食材も挑戦できるように、食事にだしてみましょう!
スポーツしていると「もっと上手になりたい!」「ケガをしない体になりたい」など強い想いをもっている子も多いです。好き嫌いなく食べることは、強い体づくりに必要なことをお伝えしてみるのもいいですね。
例えば、野菜が嫌いであれば、野菜に含まれる栄養素は、疲れの回復を助けてくれるよ!遠征に行ったときも困らないよ!など・・・また、憧れの選手で食事に気をつけている方がいれば、本や動画などを見せてあげるのも一つの方法です。
自分で食べてみよう!と思う気持ちを引き出すのは効果的です。
栄養バランスの偏りが心配な場合、好き嫌いが多い場合は、不足しがちな栄養素を別の食品で補うようにします。
例えば、野菜をあまり食べないときは、ビタミン、食物繊維などが不足しがちなため、間食で果物を取り入れるなどして補うようにします。
成長期かつスポーツする子どもは、バランスよい食事がとても大切です。体づくりには食事が大切ということを子どもが理解すると、苦手な食材でも食べよう!という意欲がでてきます。
食事もスポーツと一緒で、練習すればするほど「食べることができる!」という自信がつきどんどん食べることができますよ!
【参考文献】
「&DNA®」“遺伝子と共に生きていく”という想いがこめられています。遺伝子は、一生変わることのないジブンそのものです。「&DNA®」は、ジブンの可能性を最大限に発揮できる一助になれると確信しています。 各スポーツに特化した開発を今後も続け、さらにはスポーツだけに留まらず健康分野にも拡大し、シリーズ化して参ります。