結果報告書：「関節の項目」について

【関節軟骨摩耗しにくいタイプ】

丈夫な骨を保つための食事のポイントをお伝えします。

食事の基本は、バランスよい食事。バランスのよい食事とは、主食（ご飯、パン、麺類）、主菜（肉・魚・卵・大豆など）、副菜（野菜）、牛乳・乳製品、果物がそろっている食事です。

バランスよい食事をすることで、炭水化物（糖質）、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの５大栄養素をとることができます。この５つの栄養素が協力し合って、食べものからエネルギーや筋肉、髪の毛などからだを作りだすことができます。

丈夫な骨を保つためにも、バランスよい食事を心掛けましょう！

たんぱく質

加齢にともなって、関節や軟骨に負担がかかり、関節の変形や軟骨の消耗がおきやすくなります。その原因の１つに筋力の低下があります。筋肉を維持・向上するために、筋肉の材料であるたんぱく質を意識した食事をしましょう。

たんぱく質は、魚介類、肉、大豆製品、卵などがあります。それぞれのたんぱく質で含まれる、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが異なるため、偏りなくさまざまなたんぱく質をとることでより効率よく筋肉を作ることができます。

コンドロイチン

コンドロイチンは、結合組織を構成する成分で、軟骨の材料にもなります。年齢とともにつくられなくなるため、食事で補う必要があります。不足すると骨粗しょう症にもなりやすくなるため、意識して摂りましょう！

コンドロイチンは、ネバネバした食品に多く含まれます。納豆、なめこ、オクラ、海藻類に多く含まれています。

【関節軟骨摩耗しやすいタイプ】

関節や軟骨の消耗がおきやすい体質。そのため、関節や軟骨に良い食事をお伝えします。

たんぱく質

加齢にともなって、関節や軟骨に負担がかかり、関節の変形や軟骨の消耗がおきやすくなります。その原因の１つに筋力の低下があります。筋肉を維持・向上するために、筋肉の材料であるたんぱく質を意識した食事をしましょう。

たんぱく質は、魚介類、肉、大豆製品、卵などがあります。それぞれのたんぱく質で含まれる、アミノ酸、ビタミン、ミネラルが異なるため、偏りなくさまざまなたんぱく質をとることでより効率よく筋肉を作ることができます。

コンドロイチン

コンドロイチンは、結合組織を構成する成分で、軟骨の材料にもなります。年齢とともにつくられなくなるため、食事で補う必要があります。不足すると骨粗しょう症にもなりやすくなるため、意識して摂りましょう！

コンドロイチンは、ネバネバした食品に多く含まれます。納豆、なめこ、オクラ、海藻類に多く含まれています。

グルコサミン

グルコサミンは、結合組織に含まれます。年齢とともに、合成する能力が衰えるため、食事で補っていきましょう。激しいスポーツをする方も不足しやすいです。

グルコサミンは、エビ、カニの甲殻、きのこ類に多く含まれます。殻まで食べることができる干しエビがおススメです。

参考文献

まとめ

【関節軟骨摩耗しにくいタイプ】

• 主食（ごはん・パン・麺など）、主菜（肉・魚・大豆）、副菜（野菜）をそろえて、バランスよく食べましょう。
• 毎食、たんぱく質を積極的に摂りましょう。魚介類、肉、大豆製品、卵とさまざまな種類のたんぱく質をとることも意識しましょう！
• コンドロイチンが多く含まれる、ネバネバした食品（納豆、なめこ、オクラ、海藻類）をとりましょう。

【関節軟骨摩耗しやすいタイプ】

• 毎食、たんぱく質を積極的に摂りましょう。魚介類、肉、大豆製品、卵とさまざまな種類のたんぱく質をとることも意識しましょう！
• コンドロイチンが多く含まれる、ネバネバした食品（納豆、なめこ、オクラ、海藻類）をとりましょう。ネバネバ食品を組み合わせて食べると、美味しく多く摂ることができます。
• グルコサミンを多く含む干しエビ、きのこ類も積極的にとりましょう！